
家庭のピアノ実用百科―選び...100% music (1) ピアノの歴史―楽器の変遷と...音楽選書
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4 良いピアノとは? |
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良いピアノってなんでしょう・・・ 工場で製造されるピアノはすべて機械で造られるものではなく、 長年の技術者による人の手が加えられているのです。
ピアノの製造は使用木材を乾燥させることから始まり、一台のピアノが完成されるまで 3年もかかるのです。 そして、晴れて完成したピアノにはさらに「ピアノの基準値」というものが存在します。
そして弾く側=私たちは、弾く側の要求に応える音を出すことができるか、指が吸い付くようなタッチで 弾くことができるか(少々専門的ですが)などの要求に応えることのできるピアノを求めるのです。
私が思う『良いピアノ』とはこの両者の要求をクリアーしたピアノこそ本当の意味での 『良いピアノ』だと思うのです。
これは、店頭に並ぶ段階での『良いピアノ』です。 これから更に使う側がどのように使用するかで『更に良いピアノ』になるか、 せっかくの良いピアノでも『悪いピアノ』になり、ピアノの寿命を縮めてしまうことになるのです。
しかし、ピアノを弾いたことのない方が、このような弾く側の基準をもつことは難しいので 選ぶ際には、調律師さん、ピアノの先生または何年もピアノを弾いている方に 試弾して選んでもらうのが一番良いです。
ピアノという楽器は、一見どれも同じように見えて、実は一つ一つ違う性格を持つ楽器です。 10人十色というように、ピアノは10台十の音色、タッチ(弾いた時の感触)を持っています。
これはメーカーによって使用木材が違うこと、 特にピアノの内部にある響版と呼ばれるピアノの心臓部が木材の違いで音色も違ってくるのです。 それと、アクション部分が(鍵盤を押してハンマーが上がるまでにも複雑な部品がついているのです) 従来は木製のものでしたが、プラスチック素材を使っているピアノも あります。このプラスチックは直接音色には関係ないと、言われていますし、実際音に影響は しないと、思いますが、弾いたときのタッチ感が違ってきます。
そして、ピアノが置かれている環境にも大きく影響を受けます。 木材でできているため過度の乾燥や湿気に気をつけなければいけません。 ピアノも呼吸しているのです。 良い環境におかれていれば当然音質も良くなりますし、過度の乾燥にさらされると 響版にひびが入り、こうなると致命的でもろに音質に影響されます。
工場で作られたばかりの生まれたてのピアノは、メーカーによる違いがあるものの 赤ちゃんの脳のようにこれからの環境に大きく影響を受けます。 新品のピアノは工場で一台一台熟練した技術者の手が加えられ、 コンマ何ミリもの微妙な調整がなされて 晴れて、店頭に並ぶわけですが、それからの環境や調律の頻度などによってピアノの寿命が長くも短くも なるのです。
ピアノの寿命は、使用頻度(たまに、弾くぐらいか、毎日何時間も弾きこむ)にもよりますし、 置かれている環境も影響してくるので、一概に何年と決めれないところがありますが、 整った環境で、定期的に調律し、消耗品であるハンマーや弦を交換しながら使っているのであれば 50年以上は楽にもちます。
ここで、あなたに覚えていただきたいのが、 ハンマーや弦は消耗品であっても(何年も弾きこむと、ハンマーは磨り減ってきますし、 弦は金属疲労を起こしやすくなり、切れやすくなります。) ピアノ自体は消耗品ではなく、長く使うことによって味わいのある楽器へと変わってゆくのです。 もう一度、言います。
ピアノは消耗品ではありません。
大切に長く使いながらあなたが満足できる音色へと変化していったとき、 『良いピアノ』から『あなたの求める良いピアノ』へと なってゆくのです。
オススメ度★★★★☆ ピアノのことを詳しく知りたいあなたにオススメ。 ピアノを購入する方はピアノに関する知識がほとんどないですよね・・・? 失敗しないで購入するには消費者側にもある程度の知識が必要なのです。 専門知識とまでいかなくても最低限の知識を持つことはやはり必要ですよ。 ピアノの歴史からピアノの選び方まで詳しく、ピアノについて何も分からない 初心者の方のために分かりやすく書いています。
----------------------------------------------- オススメ度★★★★☆ これは、ピアノのことについてもっと知りたいあなたにオススメです! ピアノの歴史についてこのサイトでもさらっと説明していますが もっと詳しく知りたい方に読んで欲しい本です。 モーツアルトやベートーベンの時代はもうピアノは誕生していましたが 現在のピアノとどんなところが違うのか、 作曲家やその時代のピアニストに焦点を合わせてピアノの歴史をみていくと 面白いですよ。
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