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『冬のソナタ』ってドナタ様!? |
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寒さの深まる秋に出会い、大晦日に突然の別れ… たった数ヶ月の淡い初恋が、運命の人となって物語が展開します。
運命に翻弄されながらも、ユジンとチュンサンの一途でピュアな愛は 私たちをハートフルな感動に包み込みました。
このドラマが火付け役となって今まさに韓国ドラマブームですよね
ところであなたは『冬のソナタ』の「ソナタ」ってご存知ですか? 「ソナタ」って音楽用語では楽曲の形式のことを指すのです。 ソナタ形式といって日本語では奏鳴曲っていうのですよ。 『冬の奏鳴曲』・・・? 慣れないせいか、何か堅苦しいような感じがしますね。
●ソナタ形式とは、主題→展開→再現 という一定の形式のことなのですよ。 主題とは、テーマともいいますが、 その物語の主人公また重要な登場人物ともいうべき大事なメロディーのことなのです。 この主題(テーマ)は大抵、複数あってその場合、第一主題、第二主題、といっています。
展開とは、その主題(テーマ)を発展し変化させることで、主題のときにはなかった新たな方向へ 主題(テーマ)を導くのです。
再現とは、展開した後、再び冒頭の主題が姿を現すことです。
わかりやすくいうと、 物語の主人公(テーマ)が ↓ 物語の流れの中で発展、変化し新たな方向へ向かい ↓ その後、再び冒頭の主人公(テーマ)が現れる
というわけです。 物語でも『起承転結』という話の流れに似ています。 『起承転』まで似ていて、最後の『結』の場面で最初に出てきた主人公が姿を現す・・・ という、流れでしょうか。
この形式に則って作曲されたのが、ベートーベンのピアノソナタなどで 『月光』、『悲愴』、『熱情』ソナタなどが有名です。 ちなみに、ソナタ形式の規模を縮小したのが『ソナチネ』なんですよ。 北野 武監督の映画『ソナチネ』も有名ですよね!
ところで、『冬ソナ』で一番印象に残るシーンといえば・・・
大晦日に突然別れてしまった2人・・ 季節が幾度もめぐり、再びあの冬・・・
数年後に二人が再会するシーン!でしょう。
この再会するという話の展開はソナタ形式の「再現」にあたります。
ソナタ形式では「再現」部分になると、もとのテーマがそっくりそのまま現れるのではなく 「展開」という時間の流れを経てテーマが少し姿を変えている場合があったり、テーマが 新しい方向に向ってゆくのです。 このテーマがどんな風に展開していくのかが作曲家の腕の見せ所でもあるのですが、 その「展開」を経て、再び現れるテーマがどのような方向に向かっていくのか ソナタ曲の場合、そこが面白いところでもあるのですよ!
え!?『冬ソナ』も似てる!?
この再会後、2人の状況が変わっていたり、話が更にそこから発展していきますよね。
ソナタ形式の曲の面白さと何か似ている点や共通点があるのです。
そんなところからこのドラマのタイトルもつけられたのでしょうけどね。
ところで、もしあの再会シーンがなかったら・・・?
私は『冬のソナタ』というタイトルはつけられなかったと思います! ソナタ形式にとっても「再現」という過程はとっても大切ですし、 『冬ソナ』のストーリーの中でも2人が再会するというのは 重要な要素だと思うのです! もし、二人が再会しないストーリーならば、 『冬のワルツ』『冬のノクターン』・・・になっていたりして!?(冗談です)
これからベートーベンの『月光』ソナタを聴いてみる時 もしくは聴いたことのある方は、この「ソナタ形式」を思い出して 聴いてみると、今までとは違う感じ方ができるかもしれませんよ。
ベートーベンとヨン様はちょっと違いますけどね!?
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